「エンゲル係数」という言葉を聞いたことがあるだろうか。これは収入の額に占める食費の割合を表したもので、係数が高いほど「余裕のない」生活を送っていると一般的に解釈される。生活の豊かさを示すひとつの指標だが、本当の豊かさはこんな単純なモノサシで計れるものではない。なぜなら、物事の価値観は人によって大きく異なるからだ。 消費活動あるいは購買活動で特に大きな価値観の特徴を現すのは一般に「マニア」とか「コレクター」と呼ばれる人たちだろう。みなさんは「コレクター」という言葉にどんなイメージをお持ちだろうか。骨董品蒐集?ガラクタ集め?高価な美術品の買い漁り?どれもコレクターには違いないが、少しステレオタイプ過ぎるイメージかなと私は感じる。所有する物の質にこだわるコレクターもあれば、数にこだわるコレクターもある。豊かな経済力で余裕のある範囲でやっている人もあれば、低所得ながら多くのものを犠牲にしてやっている人もある。所得をどんな優先順位で使っていくか、ここに価値観が現れる。エンゲル係数でいえば、一般的には低所得者ほど係数が高くなる傾向がある。しかし、低所得者のコレクターやマニアのエンゲル係数は低い場合がほとんどだ。なぜなら、彼らは食費を削り、自分の優先する他のものに費やすことに心血を注いでいるからだ。これは強烈な価値観なしにはあり得ない。 この強烈な価値観はお金の使い方だけでなく、買い物の仕方にも現れる。蒐集の対象物は、必要だから買うということは基本的にない。使う為よりは所有することが目的なので、たとえば車のコレクターは、1台持っていれば用が足りたとしても、何台も次々に買う。一般的にはあり得ない購買の行動パターンだ。このように独特の価値観で行動するので、観察すると非常に興味深いものを見ることが出来る。
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はたらいく
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彼女のおしゃれなファッションはどうやらここで通販で購入しているようです。