
我々の日々の消費活動の基本は「購買」。何かを消費するために買う、もしくは買うことで消費する。買わずに消費しようと思ったら自給自足の生活をしなければならず、現代社会生活では自給自足だけでは生きていくのは無理だ。 買うものは有形無形のものがある。有形のものは、簡単に言えば「物」である。無形のものは、簡単に言えば「サービス」である。「物」でも「サービス」でも他者が提供しているものを対価を払って手に入れ、それを消費することで何らかの利益を享受する。これが購買消費の基本形だ。 購買消費の中には生きていく上で必要不可欠のものと、そんなもの無くても生きていける、謂わば趣味とか道楽の部類のものに分けられる。必要不可欠の最たるものは衣・食・住に関わるものだ。これさえあれば最低限の生活を営むことができる。 しかし、ただ生きているだけでは面白くない。何のために生きているのか実感できなければ、生きることに意味を見出せないのが現代人だ。そこで人生の楽しみとして趣味や娯楽、その程度の大きいものや「余計さ」が大きく感じられる道楽などを求めるようになる。お子さんをお持ちの方々は、子供の成長や子孫に思いを委ねることに生きる意味を見出しているかもしれない。しかし、子もやがては親離れするので、その後は趣味でも持たなければ余生を楽しく過ごせないと感じるようになる。それを考えれば、子供がいようがいまいが、そう大きくは変わらない。
さて、趣味の中でも「道楽」と呼ばれるようなものは、それに伴う快楽も当然大きい。それ故に道楽になるわけだが。私はこの道楽を持っている人の消費行動にとても興味がある。なぜなら、彼らのショッピングスタイルはちょっと独特だからだ。哲学を持っていると言ってもいい。 そこでここでは、私が観察してきた道楽を追い求める人たちのショッピングスタイルについて語ってみようと思う。中でも「コレクター」や「マニア」と称される人たちが面白い。彼らの哲学や消費行動パターンをご紹介しよう。




[1]このページのトップへ
[2]ホームへ戻る

©ショッピング
All rights reserved.